スタッフ

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劇作家・演出家 嶽本あゆ美

堀田善衛の小説の舞台化や、大逆事件を廻る演劇など歴史や社会を問う戯曲を数多く執筆、上演。女人往生環シリーズでは邦楽の堅田喜三代と共に作品を創作している。代表作に『ダム』『彼の僧の娘ー高代覚書ー』『かくも碧き海、風のように』など。
著作に『演劇に何ができるのか?』(共著・アルファベータブックス社)、嶽本あゆ美戯曲集「太平洋食堂」(ハーベスト社)。
ブログ・メメントCの世界 https://ameblo.jp/mementoc/


人形造形 井桁裕子

1986年、大学在学中に日本創作人形学院にて本城弘太郎氏に球体関節人形を学ぶ。
1990年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
その後はデザイン会社に勤務するかたわら球体関節人形を制作、グループ展などで発表する。

1996年、自分の身体を正しく把握できないことへの危機感から「セルフポートレートドール」として自分をモデルにした球体関節人形を制作。女性の身体の「見る・見られる」主体と客体の問題に注目する。引き続き、友人のポートレートを撮影しそれをもとに肖像の人形を制作し始める。以来、現実に出会った人物をモデルにして制作する事がライフワークとなる。
2003年の個展に続き、2004年に東京都現代美術館での「Dolls of INNOCENCE 球体関節人形展」に参加。
2005年、和紙による張り子や桐塑などの、丈夫で環境負荷の少ない素材での制作を学ぶため「四谷シモン人形学校(エコール・ド・シモン)」に入学。映画監督・坪川拓史氏の劇場用長編映画「アリア」(2006)に四谷シモン氏が出演、それに共演する人形の制作を手がける。同監督の次の長編映画「ハーメルン」(2013)にも人形制作で参加。
また2004年以降「舞踏」と出会い、身体表現・パフォーマンスに関心を深める。2007年に舞踏家・吉本大輔氏の肖像作品を制作して以降、球体関節人形のスタイルを越えた造形を求め始める。

2012年に重度障害者でありながら女優・コンテンポラリーダンサーとして活躍する森田かずよ氏と出会い、2年半をかけてその身体を忠実に造形した「片脚で立つ森田かずよの肖像」を制作。「造形表現としての人形」というあり方の可能性を具体的に広げる作品となった。
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ジェンダー論 藤木直実

日本女子大学、法政大学大学院他非常勤講師。夏目漱石、森鴎外などの近代文学、特に樋口一葉、与謝野晶子、宇野千代などの女性作家を研究対象としている。演劇に関わる論文も多数。
著作に『<妊婦>アート論』『日本文学の「女性性」』『女学生とジェンダー』『昭和前期女性文学論』など。女人往生環には2017年から連続の参加となる。


邦楽:堅田 喜三代

(かただ きさよ) 邦楽囃子方

東京藝術大学音楽学部邦楽科卒。
祖父、父、叔父ともに邦楽演奏家であり、祖父四世中村兵蔵は劇団新派の邦楽部(当時音調部)を設立。その後継者として大学在学中より、新派公演・藤山直美公演など松竹公演を初め、国立劇場公演、明治座公演・滝沢歌舞伎など舞台演劇公演での邦楽演奏に加え、役者への演奏指導、邦楽プランニング、作曲などを担当。
また、邦楽演奏会、舞踊公演、映画音楽など、邦楽囃子方として、国立劇場、新橋演舞場など全国各地で活動、現在にいたる。
昨年より早稲田大学演劇博物館による無声期の映画館における和洋合奏の楽団の一員として参加。
今年3月にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われた国際シンポジウム「Talking Silents」と映画上映会「The Art of the Benshi」(主催:柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト、スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点 会場:ビリー・ワイルダー・シアター ホール)での公演に参加し、パーカッションによる効果の好評価を得た。
昨年、朗読劇への邦楽の可能性を追求する婀(あ)の会結成。
古民家ライブを皮切りに、岡田屋布施ライブなど、多くの人々にわかりやすく楽しい邦楽ライブ活動を続けている。松竹劇団新派所属、長唄協会会員、綾の会主宰。

■今後の活動■

令和元年 11月14日(木)浅草公会堂和室2階
附けの會 「お囃子の世界と歌舞伎囃子を学ぶ」講師

令和元年 12月7日(土)8日(日) 麻布区民ホール
水谷八重子主宰 「大つごもり」 邦楽プラン及び演奏

令和2年 3月 新橋演舞場
「有頂天作家」 邦楽指導

令和2年 5月 松竹座
12月 新橋演舞場 藤山直美公演 邦楽プラン及び演奏 

喜三代のブログ https://ameblo.jp/aya-kisayo/



作・演出 嶽本あゆ美
邦楽 堅田喜三代
舞台美術 中川香純  
照明 芦辺靖 
音響 泉邦明(3Dコンソーシアム)、嶽本あゆ美 
衣装 中村里香子 
舞台監督 逸見輝羊/今宮稜正(stage company)
演出部 大内史子

制作 奥田英子(G-com)
制作協力 竹内洋(株)Hermann MacCartney
宣伝美術 高畑朝子
書 飯田麗玉
協力 光照山 西徳寺/銕仙会/月白亭 杉田 光照/劇舎カナリア/あるでばらん
   唐組/劇団椿組/青年劇場

共催 婀の会
助成 芸術文化振興基金助成事業
協賛 岡田屋布施/「音を抱きしめるプロジェクト」プロデューサー西口久美子

<出演者>

観世葉子

山本健翔
(劇舎カナリア)

なかええみ

杉嶋美智子
(メメントc)

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